セルビアツアーまとめブログ(その2)セルビアで三味線を演奏する
日本の粋と風流を歌う三味線シンガーソングライター
なつみゆずです。
2019年8月のセルビア公演まとめブログ2回目ですが、その前にお知らせ。
セルビアのニュースメディア「MultiRadio」に、なつみゆずの記事が掲載されました!
セルビア現地のニュースサイト「MultiRadio」にて、なつみゆずのインタビュー記事が掲載されています!
ノヴィサド滞在中に、Okonomiyaki Kaori主宰者かおりさんと一緒にインタビューを受けました。(かおりさんの記事も先週掲載されています!)
記者さんがイベントにも遊びに来てくださって、記事中に当日の写真や動画も掲載されています。全部セルビア語なのでまったく読めませんが、ぜひ見てみてくださいね!
セルビアのイベントで三味線演奏!
ということで三味線演奏のお話。
2019年8月13日・14日。いよいよセルビア第二の都市・ノヴィサドで、日本の味を紹介するイベント「Tastes of Japan -Okonomiyaki Kaori」の開催です!
今回で4回目のイベント。facebookイベントページは1600人!!
私は5月に続き2回目の参加となったこのイベント。
実はかおりさんのイベント開催自体は、今回で4回目。
2016年5月、8月、2018年4月と過去3回参加者が増え続け、今回はなんと直前の時点で、facebookイベントページの「いいね」人数が1500人を突破!最終的に1598人に到達しました。
実際のイベントには500人が来場!
個人主催のイベントで500人って、すごいことですよ。
会場のカフェ・オブロモブ。
お洒落なオープンテラスのカフェ!こちらを2日間貸し切って開催しました。
前回来てくれた人たちと再会!
5月から3ヶ月ぶりのイベントでしたが、前回来てくれた人たちがけっこう多く来てくれたのが嬉しかったですね~。
特にこのSNS時代。5月以来、セルビアの皆さんがインスタグラムやfacebookでコメントをくれていたので、再会の喜びもひとしおでした。7月のフランスでの様子や、日本での活動もみんなSNSでチェックしてくれていて、嬉しかったです。便利な時代になったなぁ。
セルビアの曲を演奏
なつみゆずの三味線ライブでは、前回に引き続きセルビアの楽曲を演奏。
・セルビア民謡「Ajde Jano」(アイデヤーノ)
・セルビアの童謡「Isli Smo u Afriku」(イーシュリ・スーモ・ウ・アフリク。「アフリカに行った」の意)
・セルビアの国民的歌手アレクサンドラ・コバチの代表曲「Da te Volim」(ダ・テ・ヴォリム。 = I Love You)
の3曲を、三味線でアレンジして演奏しました。
5月にも書いたと思うのですがこの中でも「アイデヤーノ」がぶっちぎりの高難易度。バルカン半島の民謡はリズムが独特なんですよ・・・
「アイデヤーノ」は基本のリズムが7拍子。
しかも、現代音楽の7拍子(滅多にありませんが)は3拍子+4拍子か、4拍子+3拍子の組み合わせとセオリーが決まっているのですが、アイデヤーノはそれとも違って、独特なリズムパターンの繰り返しなんですよ。タンタタンタンタンタタンタン。(文字に書いても伝わりませんが……)
実際の演奏。
だいぶ無理やりなんですが、実は津軽三味線で弾く日本の民謡にはリズムでゴリ押しするような曲がけっこうあって(津軽あいや節とか)、そういうのを参考にしつつ譜起こししました。
「ダ・テ・ヴォリム」は1番をセルビア語の原曲詞で、2番を私が日本語訳したジャパニーズ・バージョンでお届け。これ、けっこう好評でした。
がんばって歌ったけど、セルビア語喋れないんです…
セルビアの曲を演奏するにあたって、やっぱり発音がとても大事。日本語には無い発音の使い分けも外国語には絶対あるので……
今回歌った3曲は、発音記号をノートに書き出しました。
↑努力したんだぜ!
その甲斐あってセルビア語の発音は及第点だったらしく、セルビアの皆さんに褒めていただき、現地のおばあちゃんにすごい勢いで話しかけられたのですが曖昧に頷くことしかできませんでした。歌えるから話せるようになると思ったら大間違いだ・・・(勉強しよう。)
写真ギャラリー
次回はこのイベントの目玉、お好み焼き作りをレポートします!