インドで日本フェス! 2020年1月アジアツアーまとめブログその7
日本の粋と風流を歌う三味線シンガーソングライター
なつみゆずです。
2020年1月~2月にかけて、アジア3ヶ国をめぐるツアーに行ってきました!
アジアツアー初日・羽田空港でライブ編
1ヵ国目ベトナム編
2ヶ国目タイ編
今回はこのツアー最後のイベント。
インドでの日本フェス「ODISHA JAPAN FESTIVL」の模様をお伝えしたいと思います!
インドで日本フェス
ODISHA JAPAN FESTIVAL とは
インド・オリッサ州プリーにて開催されている、日本の音楽フェス。
2014年に始まり、今回(2020年)で7年目の開催でした!
私なつみゆずは今年初参加。
毎年、日本からアーティストが訪問し、インド現地のミュージシャンや子どもたちと一緒に作り上げています。今年は出演者・スタッフ合わせて30人ほどが日本から参加しました。
↑2020年の出演者告知画像。
私がこのフェスに関して凄いと思うところは、商業ベースではない、完全にミュージシャン主導のチャリティイベントなんですよね。
こういう大きいイベントを、純粋に文化交流と芸術振興のために7年も続けるなんて、なかなか出来ることではありません。
会場装飾や、広告の設置も自分たちの手で。
↑街に立てられた大看板。
日本からの出演者も続々と到着し、本番へ向けて順調に進んでいました・・・
が、ここで思わぬアクシデントが!
前々日に大雨、会場が使用不能に
本番前々日に大雨が降り、会場の広場が水浸しに!
ステージのやぐらや、機材の設置が出来なくなってしまいました……。
開催の危機!!!
途方にくれる参加者たち……。
しかしそこに救世主が!!
急遽会場を提供してくださったサンタナホテル
このフェスをずっと支援してくださっているサンタナホテルが、ホテルの敷地を提供してくださいました。
↑急遽、お祭り仕様に飾り付けられたサンタナホテル。
こうしてフェスは会場変更し、なんとか開催できることに。
↑ステージ側から。夜になるとさらに良い感じ!
こうして迎えたフェス本番。
YouTubeに実際の演奏動画をアップしました!
こちらはさいたま篠笛X with笛団 の皆さん。
インドの楽器と篠笛のコラボなど……
本番も雨の中でしたが、無事に開催できて本当に良かったです。
インドの子どもたち
インドは子どもが多い。そしてそのパワーがすごい。
フェスは夜の開催でしたが子どもたちがたくさん遊びに来てくれました。ずっと飛んだり跳ねたりしてましたね。お姉さんもうテンションについていくのに必死だったよ・・・
↑SHABO(簡易三味線)で三味線を体験してもらいました!
こうやって子どもの時から、外国と関わる機会があるのは良いことだなと思います。この子たちが大人になる頃には、今よりもっとグローバル化が進んでいるでしょうし。彼らが将来、インドと日本の友情をより深めてくれたらいいなと思います。
ちなみに日本の皆さんのご想像通り、この子たちは結構大変な生活をしています。プリーの物価は日本の数分の一。教育を受けるにも、勉強道具を買うにも、一苦労なんです。(彼らの支援のため、ODISHA JAPAN FESTIVALでは日本でクラウドファンディングをやっていて、そのお金でインドの学校に文房具を寄付しています。)
現地メディアから大注目!!
サンタナグループのオーナー、クンナ・ダッシュさんの尽力もあり、現地のテレビ局や新聞がたくさん取材に来ていました。私もインタビューを受けました!
↑フェス2日目(2月9日)の朝刊。
YouTubeにてフェスの様子が見られます!
クンナ・ダッシュさんのチャンネルで、フェスの様子や、現地テレビ・新聞での報道をまとめた映像が公開されています!
余談。
実は今回のフェスのために、私が泊まっていた宿がこの、急遽フェス会場になったサンタナホテルだったんですよ。
しかも1階の部屋だったので、自分の部屋からステージまで3メートルというたいへん珍しい体験をしました。イベント公式の楽屋より自分の部屋のほうがステージに近いっていう。(笑)
部屋で衣装や楽器をセットしてすぐステージに立てるので、便利ではありましたね。