知る人ぞ知る旅人の楽園・プリーへ。 2020年1月アジアツアーまとめブログその6
日本の粋と風流を歌う三味線シンガーソングライター
なつみゆずです。
2020年1月~2月にかけて、アジア3ヶ国をめぐるツアーに行ってきました!
アジアツアー初日・羽田空港でライブ編
1ヵ国目ベトナム編
2ヶ国目タイ編
インド東海岸の街・プリーへ
インド2日目。いよいよ、ODISHA JAPAN FESTIVALの開かれる、オリッサ州東海岸の街・プリーへ!
宿泊先のサンタナホテルから、空港のあるブバネーシュヴァルまで車で迎えに来てもらいました。ブバネーシュヴァル空港からプリーまで、車で1時間半ほど。
で、その道中
やたらと電飾キラキラの車が、爆音でクラブミュージックを流しているんですよ!!
↑車内からの写真。わかりにくいですがディスコのような照明を放つデコトラックの周りで、人々が踊りまくっています。
派手であるほど良いインドの結婚式
これ、インドの結婚式なんです。
インドでは結婚式は派手であればあるほど良いそう。
それで、道を占拠してデコトラックを走らせ、みんな踊って大騒ぎします。また結婚式には親戚や友達だけではなく、誰でも参加してOK! 通りすがりの人も踊っています。
送迎車に同乗した、ハンドパン奏者のKouta Tkg氏(インドをはじめアジア各国で活躍中!)によると、
インドに来たばかりの旅人が派手な結婚式の行列に出会ったら、それはインドからの祝福
なんだそうです。
ブバネーシュヴァルからプリーの道中、3回ほど結婚式に巻き込まれました。結果、プリーまでかなり時間がかかり、めちゃくちゃお腹がすきましたが祝福されていると思うとすべてOKだと感じますね。
インドのリゾート地・プリー
さて、到着したプリーはインド東海岸、ベンガル湾に面した穏やかな港町。
インド国内ではリゾート地として知られています。
観光名所はジャガンナート寺院。
インドを代表する宗教・ヒンドゥー教の四大聖地のうちの1つで、インド全土から巡礼者が訪れます。
この寺院の中へはヒンドゥー教徒でないと入ることができないのですが、門の前までは誰でも行くことができます。
ジャガンナート寺院正門前。
巡礼者や観光客が詰めかけ、参道にはお土産物屋さんや、お菓子を売る店が並んでいます。東京の浅草や、京都の清水とまったく同じ雰囲気です。
このジャガンナート寺院に祀られている神様が、こちらのジャガンナート神。
なんだか、3つ繋げると消えそうでカワイイですよね。
(写真は宿泊したサンタナホテルの壁画。ジャガンナート神はプリーの人々からたいへん愛されていて、いたるところに絵やレプリカがあります。)
知る人ぞ知る旅人の楽園
日本で一般的にはほとんど知られていないプリーですが、バックパッカー旅行ファンの間ではひそかに有名。
というのは、プリーは世界最古の日本人宿がある街なんです!
その世界最古の日本人宿こそ、今回宿泊したサンタナホテルの本店・サンタナロッジ。
1952年オープン! 約70年続く老舗です。
サンタナロッジ公式ウェブサイト
サンタナロッジ・サンタナホテル以外にもプリーには宿がたくさんあり、さまざまな国からの旅人がゆったり過ごしています。
バックパッカー旅行者の間で、物価の安い国や街に長期で滞在し、何もせずにダラダラ過ごすことを「沈没」と言うのですが、プリーはこの「沈没の名所」として世界的に有名。
広大なビーチと穏やかな気候。優しい街の人々。そして安い物価と美味しい食べ物……
(海辺の漁師町なので、インドでは珍しく新鮮な魚も食べられます!)
ここは文明社会に疲れた旅人たちの楽園なのです。
↑プリーで獲れた新鮮な焼き魚。
このインドの楽園・プリーにて、いよいよ日本フェスODISHA JAPAN FESTIVAL に出演します!