バンコクと周辺を観光し尽くす1週間(2019年9月タイツアーまとめブログ その2)
旅する三味線シンガーソングライター・なつみゆずです!
世界を自分の目で見たいので、海外公演に行ったら演奏するだけじゃなくて、できる限りその国の有名な場所とか、歴史的スポットを見たいのです。相手の国を学ぶことが文化交流の第一歩。
前回ブログにも書きましたように初めてのタイは2019年1月のJapan Expo Thailandだったのですが、あまりにもハードスケジュールすぎて何も見れず・・・
何年も前から行きたかったタイ。数年前に観光旅行に行こうとしたらクーデターが起こって断念し、数年を経てやっと実現したタイ旅行。
絶対にリベンジする!!
ということで9月の滞在ではバンコクと周辺観光地を満喫してきました!
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バンコク市内編
カオスすぎるショータイム「タワンデーン」
チャオプラヤ川沿いにある大型ライブレストラン「タワンデーン」。
大きなステージがあり毎日夕方から深夜まで、ほぼノンストップでライブをしています。かなりの有名アーティストも出演しているそう。
ただそのライブが・・・とにかくカオス!!!
理解力を超えるごちゃ混ぜライブ
普通、ライブってその日の演奏ジャンルが決まってるじゃないですか。ジャズの日とか、シンガーソングライターの日とか……
タワンデーンでは基本的に1曲交代でさまざまなパフォーマーが出てくるのですが、そのショーの中身が、歌謡曲・伝統舞踊・アイドル・ニューハーフショーとゴチャ混ぜ。MCも無く、1曲ごとに突然ジャンルが変わります。お笑いの後に平然と歌謡曲の歌手が出てきて歌ったりします。音響や照明も豪華で、みんな盛り上がってるんだけど、とにかくカオス。カオスだけど、パフォーマンスのレベルは全体的に高いです。
料理やビールも美味しい
料理は日本でいうファミレスに近いのでしょうか、タイ料理・中華・韓国・日本料理など、なんでもあります。美味しいです。
素敵なタイ料理!
また名物は自家製のビール。日本では酒類の自家製造は禁止ですが、タイではOK。見上げるようなタワーのビールサーバーから、みんなで注いで飲んでいました。
特に観光客向けの店というわけではなく、お客さんはタイ人が多いそう。特に、タイ北部の田舎から上京してバンコクに住んでいる人たちが、故郷の歌謡曲を聴きに集まっているそうです。東京の高度成長期の民謡酒場のようなものか。
ニューハーフショー「カリプソ・キャバレー」
タイと言えばニューハーフ!
美しいおネエさんが多いことで有名です。
ここカリプソ・キャバレーは、タイが誇るニューハーフショーの老舗。ラスベガス・スタイルのバブリーなショーが楽しめます。
パフォーマーのお姉さんたち、さすが元男だけあってダイナミックで迫力満点!そして整えられたナイスバディ。
終演後には記念写真撮影もできます。
ワット・ポー
タイは仏教の国。
バンコク市内にあるワット・ポーはタイ最古の寺院で、黄金の涅槃仏で有名です。
寝そべる仏様。
iPhoneのカメラに収まりきらないくらい大きい!
仏塔がたくさん建っています。
実はワット・ポーに出かけたこの日、滞在最終日だったのですがお腹を壊してしまい……ワット・ポーだけで力尽きて、すぐ近くにある王宮やその他の寺院は行けなかったんです。(タイで食あたりはよくある出来事です!東南アジアへ旅行するときは、日本から薬を持っていきましょう。)次の機会にあらためて行きたいと思います。
バンコク郊外編
アユタヤ遺跡
アユタヤ王朝(1351年~1767年)の遺跡群。バンコクから車で1時間ほどのところにあり、日本人向けのツアーも数多く出ています。個人で回ることも可能ですが、公共交通機関が整備されておらず基本的に車をチャーターすることになるので、ツアーに参加するのが一番効率が良いようです。
兵どもが夢の跡・・・
400年にわたって栄華を誇ったアユタヤ朝ですが、1767年にビルマ軍に攻撃され、仏像や寺院のほとんどが破壊されてしまいました。今も首の無い仏像がたくさん残っています。
木の幹に埋もれた仏像。文明の儚さを感じますね。
ここで記念撮影をするときは、仏像より人間の顔が高い位置で撮影することは仏様への敬意に欠けるので、かならず座って撮らなければなりません! 専用のベンチも置いてありました。
象にも乗れます!
象はタイでは幸運の象徴。タイ各地では象が大切に飼育されています。観光客向けの象乗り体験も人気。(今回は時間の都合で乗りませんでした)
親子の象。お母さんにぴったりついて歩く様子が可愛いです。
メークロン線路マーケット
電車が来たら片付ける!
バンコクから車で1時間半ほど。
線路の上にある市場です。
比喩ではなく本当に線路の上に商品を広げてるんです。線路の上を歩いて買い物します。
1日に数回、電車が来ます。電車が近づくと広げていた商品をガッ!と片付けて、スレスレのところで電車の通過を待ちます。通り過ぎるとまた広げて営業再開。そんな面白スポット。
線路のキワまで野菜やお菓子が並んでいます。信じられないようですが、今も普通に運行している路線です。ここを電車が通るんですよ!
電車が来たところ。観光客が多すぎててんやわんや。
なぜか中国人に大人気。
ここは中国人観光客がやたら多く、ものすごい人込みでした。アユタヤ遺跡はヨーロッパ人と日本人ばかりで、中国人は全然居なかったのに不思議~。
場所によって観光客の出身地に偏りがあって面白いです。
寺院でお参り
メークロンに連れて行ってくださった現地の方の案内で、寺院にお参り。
作法を教えていただき、お花を供えて仏像に金箔を貼ってきました。
↑お賽銭のようなもの。小額紙幣を木の札に挟んで供えます。
アムパワー水上マーケット
タイで有名な観光スポットが水上マーケット。バンコク郊外に5ヶ所ほどあります。今回はその中でアムパワー水上マーケットを訪ねました。
水上マーケットといっても、川のほとりに店が並んでいて通路が張り巡らされているので、実質は陸上です。
民芸品や食料品店が所狭しと並び、これぞアジア!という感じ。
ボートで屋台シーフード
屋台料理を食べられるボートがあり、水上で夕飯。イカやタコなどシーフードが美味しい!
手に持ってるのはザボンスムージー。ザボンは巨大なゆずのような柑橘類。特産だそうです。
微笑みの国・タイへ、あなたもぜひ!
駆け足になりましたがタイ観光レポートでした。
タイへのアクセスは、東京(成田・羽田)から直行で約6時間。LCC便もたくさん飛んでいるので、最安だと往復20000円ほどで行けます。
今回の私は演奏の合間に観光していたため、1週間の間にゆるっと回りましたが、同じルートで観光だけなら現地滞在3日ほどで回れると思います。
あなたもぜひ、タイへ!