セルビアツアーまとめブログ(その3)お好み焼きとお茶 in セルビア
日本の粋と風流を歌う三味線シンガーソングライター
なつみゆずです。
セルビアツアーまとめブログ3回目。イベント本番編その2です。前回は三味線演奏について書きましたが、今回は食べ物パートのご紹介。
セルビアの食材で日本の味・お好み焼き
今回のイベント「Tastes of Japan -Okonomiyaki Kaori」の主役はそう、お好み焼き。
日本が誇るお好み焼きカンパニー・オタフクソースの全面協力のもと、500人前のお好み焼きを作ります!!
キャベツ、肉、卵といった材料は、かおりさんが当日朝から市場へ買い出しへ。
イベントは18時開始でしたが、17時半頃には既にお好み焼きを待つ行列が!
お好み焼き調理班は17時から終了の23時頃までひたすら焼きっぱなしです。
「2時間くらい並んだよ!」という人も。「セルビア人は列に並ばない」というのが通説なのですが、かおりさんのイベントではなぜか毎回みんなおとなしく並びます。現地の関係者もびっくり。ジャパニーズスタイルです。
なぜお好み焼き?
セルビアツアーまとめブログ(その1)でも書きましたが、なぜ数ある日本料理の中でお好み焼きなのか?
それはセルビアにある食材で作れるから。
世界的に日本料理といえば寿司。セルビアでも一番知られている日本料理は現状、寿司ですが、セルビアは内陸国。輸入に頼るしか無い魚は高級品なのです。しかもセルビアは所得水準が日本の5分の1。
セルビアの普通の人が、日常的に自分で作れる日本の味を広めたい!という思いから、お好み焼きをフィーチャーすることになりました。
かおりさんが3年前初めてセルビアへ来た時には、誰も知らなかったという「お好み焼き」。今年5月の回にはノヴィサドでかなり知名度が上がっており(イベント宣伝のビラ配りをしていたら「お好み焼きね!知ってるよ!」という反応がちらほら)、今回もたくさんの人がお好み焼き目当てに来てくれました。継続の力を感じますね。
セルビア人に抹茶を体験してもらおう!
お好み焼き以外にお酒やお菓子の体験コーナーも用意したのですが、その中で私なつみゆずが持ち込んだのが、こちら!
抹茶です!
抹茶が無いセルビア
抹茶といえば今、世界的にブーム。これまで私が行ったアメリカでも東南アジアでも、抹茶ラテに抹茶タピオカドリンクが大流行だったのですが……
前回5月、初めてセルビアへ来た時に衝撃を受けたんですよね。
セルビアには抹茶や緑茶が無い!!!
お寿司屋さんのドリンクメニューですら、グリーンティーが無いんです! ジュースやソーダやコーヒーばかり。
これはぜひ、日本の味に合わせて、セルビアの皆さんに抹茶を飲んでもらいたい。なんといっても私、「ふるふれ抹茶」のイメージガールですから!!
↑なつみゆず公式スポンサー「ふるふれ抹茶」の販売元・秀和物産のブログ。実は私が定期的に書いています。こちらもチェック!
セルビア初(?)の抹茶試飲コーナー。
ということで、秀和物産の提供によりインスタント抹茶「戦国抹茶」がセルビア上陸!
こちらの戦国抹茶、ふつうの抹茶と同じく茶器で点てても美味しいのですが、特別な抹茶パウダーで水に入れるだけで美味しい抹茶ができる優れモノです。
水はセルビアの美味しいミネラルウォーターを使用。たくさん作って、お好み焼きの隣に設置!
飲んでもらったセルビア人の反応ですが、
「美味しい!」が半分
非常に微妙な表情が半分くらいでした。
うん、まぁ、苦いよね。セルビアには無い味だよね。抹茶。
お土産に喜ばれる抹茶
こちらの戦国抹茶、パッケージで包んだものをいくつか持ってきていたので、お世話になった人々にお土産であげました。
↑まとめブログ(その1)にも登場した、ロックバンドSenshiのボーカル・アダム。
日本通なので喜んでいます。
ついでに戦国武将のパッケージが絶妙にSenshiっぽいです。
戦国抹茶とSenshiでいつか何か出来ないかなー。
Senshiの新曲に三味線で参加させていただきました!
クールでシュールなメタルロック
みてね!