努力していないものは、教えられない

ライブ写真

こんにちは!シンガーソングライターゆずです。

最近は自分が歌うお仕事以外にも、他のシンガーやアイドル、一般の方のボイストレーニングをする機会が増えてきました。ありがたいことです。

今でこそ「歌うまいね」と言われるようになり、教える機会もいただくようになった私ですが、べつに生まれつき歌が上手いわけではありません

むしろ、7、8年前当時はそれはもう身の毛がよだつほどド下手だったんですよ・・・

元気だけが取り柄の8年前当時

声のデカさだけは良かったんだと思う。

子どもの頃から歌うことや声を出すことが好きだった私。高校は演劇部。声優を目指して上京し、大学でアカペラサークルに入ったものの・・・

そこに居たのは全国から集まった、同年代の歌が上手い人たち!

そこで私は気づいたんですね。

自分は声そのものがデカイから「(子どもらしく)元気で上手だね~」と褒められていただけで、歌そのものが上手いわけでは全くなかったことに!

上京当時のゆず

上京当時。この直後、自分の歌の下手さに打ち砕かれることになる・・・

実際、元気系の曲(mihimaru GTの「気分上々↑↑」とか、アニソンとか)はパワーで押し切れるけど、バラードは全く人にお聴かせできなかったですね。何を歌っても一本調子。

この秋のライブでは「下手すぎて聞いてられない」旨をストレートに言われ半泣き。

「感情を込めろと人は言うけど、歌に感情を込めるって何さ!?どうやってやるの!? 私には無理~」一人で思い悩む日々が続きます・・・。

喉が弱い

元気系の曲をパワーで押し切る路線を続けた結果、上京2年目くらいには体力が1曲ぶん持たない状態に。

一人でカラオケに籠もって、ひたすら体力を持たせる練習をしたり。

私はもともと、喉が強い方ではないんですね。本番直前に喉を壊す、なんてこともしょっちゅう。両親からは昔から、「あんたは喉が弱いから歌手になるなんて無理!」と言われていました。

さらには、メンタルも弱いため、風邪や練習のしすぎで喉を壊すたびに「やっぱり喉が弱いから、私に歌んか無理なんやぁ~~~」と落ち込んでいました。

師匠との出会い

世界を渡り歩く師匠(喉もメンタルも弱そう)。

そんな私が師匠と出会ったのは、上京3年目の秋。ひょんなことから参加した、ボーカルのワークショップがきっかけでした。

師匠は個人で生徒をとってボーカルを教えていて、それ以外はどうやって生活しているのか分からない、浮世離れした感じの女性です。見た目はファンキー。だけど、十代の頃からヨーロッパでオペラなどに出演していて、確かな実力のある人です。

レッスンで課題曲をちょっと歌ってもらうだけで、感動の涙を覚えるくらい素敵な歌を歌います。

そして、すげぇメンタルが弱そうです。ついでに、喉も弱そうです。とにかく繊細。私を数倍繊細にしたような感じ。

豆腐のようなメンタル

まさに豆腐のような繊細さ。

師匠いわく、

声は喉を痛めて出すものでは無いので、喉の弱さは歌手になりたい人にとって致命的では無いし、訓練によって強くできる。

とのことでした。

(ボイストレーニングではよく、「腹式呼吸で声を出せ」と言われます。正しい発声は喉を痛めないのです)

また、ここには書き尽くせませんが、歌に感情を込めるのにも、ちゃんとしたメソッドがあります。やり方を教われば、誰でも感情のある歌を歌えるようになるわけです。

もちろん、その先にどんな色の歌を歌うかは、個々人の感受性次第ですが。

希望をくれた師匠。ありがとう。

師匠にはゆる~く、1ヶ月に1回とか2ヶ月に1回とか会って歌を教えてもらいました。途中私が倒れていた期間もあるので、トータル2年くらいですかね。

喉が弱くても、生まれつきバラード曲が上手くなくても、歌手になれるのね!

希望を得た私は、師匠以外にもいろんなワークショップに真剣に通い、ライブ活動を始めたわけです。

才能ではなく努力したものだからこそ、プロを名乗れるし、教えられる

それから数年を経て、アメリカでもCDを出させていただき、今は一応歌の仕事をやっているんですけれども。

まずプロとして歌うとなると、天性だけではどんなに上手くても無理だなと思います。なぜなら、プロはどんな状況でもいつも通りの発声を求められるから。

「こういう発声、こういう感情の込め方をすれば、こうなる」という後付けの論理がしっかりしていないと、体調に左右されすぎて、イザという時に声が出ない!なんて事態になりかねないなと思います。

いちばん最近のゆず。

いちばん最近のゆず。千葉・銚子にて、和ロックユニットKUNO1のライブ。

また、努力して良かったなと一番思うのが、人に教える時!

生まれつき出来ることって、他人に教えられないんですよね。教え方が分からないから。

自分が頑張って勉強したからこそ、そのやり方を人に伝えることができるのだということを最近実感しています。人に教えることによって、自分も再確認して上手くなれるし。

まとめ。

今出来ないことでも、やり方を教えてくれる人について習えば、出来るようになります!

歌が下手だからって落ち込まないで。

ちなみに、ゆずは今、邦楽の発声を修行中です!

民謡や長唄などを習っています。

ポップスは一応人に教えられるところまで来ましたが、常に新しい芸を勉強し続けたい。

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