インディーズアーティストは、CDをプレスするべきか。配信中心の時代だけど・・・。

CD vs 配信

こんにちは、ゆずです。

先日、東京での自主制作アルバムを発売しました。

なつみゆず「わらべうた」ジャケット


 

今回のアルバム制作ですごーく悩んだことがあって・・・ずばり、CDをプレスするか否か問題。

プレスというのはCDショップに売ってるCDと同じ規格(プロ仕様)のCDを作るということ。でも、最近の音楽ってiTunesなどの配信が中心じゃないですか。配信だけでいいんじゃないの!?

・・・結論を先に言うと、配信中心になりつつある世の中だけど、CDはまだプレスしておくべきだと思います。今回のアルバムは手売りCDと配信の同時発売にしました。

今日はあらためて、インディーズアーティストがCDをプレスすべきか検討してみたいと思います。

配信だけでいいんじゃない? 理由その1。急速に減る、CDを聴く環境。

私も前作までのCDは、迷わずプレスしていたのですが。

ここ数年で世の中、急速にiTunesAmazonの配信中心に変わってきています。

最近の新しいパソコンはCD読み込み措置が付いていないし、家にCDプレーヤーが無いという人も、若者中心に増えてきています。CDを聴く環境が急速に減ってきているんですね。みんなCD再生設備自体を持っていないし、CDを買わない。気になる曲があったらスマホで検索、インターネットでダウンロード。

配信だとCDより安く1曲から買える、すぐ聴ける、何千曲も持ち歩けるなどのメリットがあり、確かに便利です。私自身、音楽は基本的にiTunesで買っています。

ちなみに、私がもう1つの活動拠点を置いているアメリカでは、日本以上にCDは既に過去のもの。

私が東京から来たと言うと、ニューヨークのCDファンから「東京ってまだCDショップがあるんでしょう!?どんな感じなの!?」と目を輝かせて訊かれました・・・。

CDを聴く環境の減少。これがCDをプレスすべきか悩む、第1の理由です。

配信だけでいいんじゃない? 理由その1。プレスってそれなりにお金がかかる

配信で楽曲を発売するのは、アーティストにとってもすごく簡単で便利! それに対し、CDプレスってすごくお金がかかるんです。

配信だと、1曲1年間1400円。

配信の場合、配信代行サービスを使うのが簡単。これは楽曲を登録すると、国内外に多数ある配信サイトに一括で配信してくれるサービスです。例えば有名なtunecoreだと

tunecore配信価格表

シングル11年間配信で、1410円。アルバムだと何曲登録しても4750円。毎年のランニングコストは掛かりますが、初期費用これだけで自分の楽曲が簡単に全世界に配信できるんです。すごくないですか!?

CDは、初期費用8万円。。。

一方、CDをプレスすると。

例えばココなんか、私の周囲では「安くて早くてクオリティが高い!」と評判なのですが、

テックトランス 海外CDプレス スリムケースパッケージ価格表

出典:テックトランス

スリムケースにCDを入れて、ジャケットはぺらっと1枚(歌詞カード無し)で1000枚作って、だいたい80000円です。

初期費用が万単位でかかるわけですね。CDショップやオンラインストアに流通させるには、別途費用がかかります。

つまり何が言いたいかって、

データじゃなくて実体のあるモノを作るには、お金がかかるわけですよ!

予算の限られているインヂィーズアーティスト。プレス費用にお金をかけるより、そのぶんのお金をレコーディング費用とか、音楽の内容にかけた方がいいのでは!?

プレス費用のぶんCDの値段を高くするのも、私個人的には気が進まないのです・・・。路上ライブで聴いてくれた高校生が買えるくらいの値段にしておきたいんだよね。音楽は気軽に聴けるものであってほしい。

それでもCDをプレスした理由。

以上のように、配信だけの方がいいんじゃない? と悩んだのですが、それでも私がCDをプレスした理由。それは

インディーズアーティストにとってのCDは、「聴ける色紙」だから。

なんのためにCDをプレスするかと言うと、ライブを見てくれたお客さんの、お土産用なんですよ。

同じライブを見て曲を買うのでも、スマホからオンラインで買うよりも、実体のあるケースに入ったCDを、アーティストから手渡しで買う方が、プレミア感があります。その場でサインをもらえば、より良い思い出の品になりますね。

私のライブでも、CDプレーヤーを持っていないけど、サイン入り色紙がわりにCDを買ってくださるお客さんが時々いらっしゃいます。

お客さんが後から見て、「あぁこう言う歌手がいたな~。懐かしいなぁ~」と思い出すための品としての、実体のあるグッズ。これがインディーズアーティストのCDの役割だと思います。

逆に言うと、インディーズのCDを無理してCDCDショップに並べたり、全国流通させる必要は無くなってきたのかな、と思います。

テレビやラジオ、youtube等のインターネット媒体で「いいな!」と思った音楽は、やっぱり配信で買う方が便利ですしそれが中心になっていくでしょう。

結論。

CDはライブ会場での手売り用にプレス。

配信でも販売する。

これが今は一番良いように思います。

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